オヤジが死にそうになって後悔したこと

 

さて、2018年も7月後半。

 

年が明けて早くも7ヶ月近く
経過したことになる。

 

月日が流れるのは早いものだ。

 

 

ご存じの方もいると思うが
先週、僕はTwitterで

「気分転換したい」

「飲みに行きたい」

などとつぶやいていた。

 

 

普段、引き籠りの僕が
このように言うのは
割と珍しいと思う。

 

 

周りの方から

「どうしたの?」

と聞かれても

「色々あって」

と答えて終わっていた。

 

 

実はそれなりの理由があるのだが
場の雰囲気などを考えて
その場で話をするのを避けていた。

 

周りの方も
モヤモヤしていると思うし

気持ちの整理もついてきたので
ブログに真相を書かせて頂こうと思う。

 

ついでに、僕が今考えていることや
心情なども書き殴ってみようと思う。

 

 

いきなりだが、父が入院した。

 

事の発端は自宅で転び、
腰を痛めてしまい入院。

 

腰の手術をすることになった。

 

それだけならまだいいのだが、
そこからいきなり“ろれつ”が
回らなくなるという症状が発生。

 

脳に異常がある可能性が
高いということで急いで
脳外科に移された。

 

 

仕事の打ち合わせをしていると
叔母さん(オヤジの妹)から

「脳梗塞で入院」

とメッセージが届いたので、
ビックリしたものだ。

 

 

昔風に言うと

「チチ キトク」

的なやつだ。

 

 

急いで入院している病院に向かった。

 

 

実は、ここ最近実家に
帰っていなかった。

 

さらに薄情者の僕は、
腰を痛めて入院している
オヤジのお見舞いにも
行っていなかった。

 

行っていなかったというより、
オヤジが入院していた事実は
息子の僕には知らされていなかったのだ。

 

 

おそらく、

「大ごとにはしたくない」

「息子に心配をかけたくない」

というオヤジなりの配慮だったのだろう。

 

 

そのためオヤジに会うのは
久しぶりだった。

 

 

今回入院したと聞かされて
正直、僕は焦っていた。

 

「本当に大丈夫なのだろうか…」

 

 

オヤジは人工透析をしていて
だいぶ体も弱っている。

 

弱っているという表現よりは
“ボロボロ”と言った方が
適切かもしれない。

 

正直に言うと、
あと5年くらいでお迎えが
来るんじゃないかと感じていた。

 

病気でゆるやかに弱っている
オヤジだが、その状況が
いつまでも続くと錯覚して、

事態を甘く考え過ぎて
いたのかもしれない。

 

急に脳に異常が出たという
知らせを聞いて、不安は
大きくなっていた。

 

 

そして、病室に着いた。

 

病室で見たオヤジは、
自分が記憶していた姿よりも
はるかに老け込んでいた。

 

顔に生気はなく、
白髪も増えていて
シワも目立つようになっていた。

 

仰向けでベッドに
横になっていたのだが、

ベッドから起き上がるのも
大変そうであった。

 

自分の記憶とのギャップ。

 

オヤジの姿を見た時、
言葉に詰まった。

 

 

オヤジ自身も

「ジジイになっちまったよ…」

とポロッと言葉をこぼしていた。

 

 

何気ない一言だったが
胸が締め付けられる思いだった。

 

僕とオヤジは、昔あまり
仲の良い親子とは言えなかった。

 

むしろ仲の悪い親子だったと言える。

 

その辺りの事情は
こちらの記事にも
書かせて頂いている。

大切な人に捧げるレクイエム

2017.06.21

 

 

母親が亡くなってから
だいぶ関係が修復してきて

今では昔のような険悪な
関係ではなくなった。

 

ようやく人並みに
父親と仲良くできている
状態になったと言える。

 

しかし、その状態も
いつまで続くのか分からない。

 

あまり不吉なことは言いたくないが
しかし、実際にオヤジは会うたびに
元気がなくなっているし、
やつれている。

 

 

頭の片隅には

「いつ最悪の状況が起こるか分からない」

という考えがへばり付いている。

 

 

現実を受け入れる時が
刻一刻と迫っているのだと思う。

 

こんなことになったら、
そりゃ覚悟もするだろう。

 

「あと何回会えるのだろうか」って。

 

だから最近は、毎日のように
病院に通っている。

 

 

多くの人には理解してもらえると思うが
父親って「強いイメージ」があると思う。

 

僕のオヤジも昔はヤンチャで
発言も強かった。

 

別に体も弱い方ではなく
むしろ肉体的には強い部類に
入っていたのではないだろうか。

 

嫌いではあったけど、
小さな頃は父親が
強さの象徴のような存在だった。

 

そのオヤジがまともに
歩くこともできず、

話をしようとしても、
“ろれつ”が
回らずに
なかなか意志疎通が取れない。

 

突如、突きつけられた現実に
気持ちがついていけない。

 

昔はあんなに元気だったオヤジが
今では足も腕も子供のように細い。

 

こんな現実に直面するなんて
昔は想像もできなかった。

 

 

人間って、体が弱ってくると
気持ちも弱ってくるのだと思う。

 

オヤジは、プライドが高くて
人に頭を下げることなんて
普段はほとんどない。

 

 

しかし、僕がお見舞いに行くと

「お前には悪いことをしたと思っている」

 

「野球も俺が半ば強制的にやらせていた」

 

「俺の気持ちを押し付けて
 お前には辛い思いをさせた」

 

「母さんにも、もっと早く
 検査を受けさせていたら
 助かっていたかもしれない」

 

「俺は遊び歩いていて
 お前たちに苦労をかけた」

 

という言葉が出てきた。

 

 

いつもは絶対に聞けない言葉。

 

突然のことで感情が抑えられない。

 

胸が苦しくなり、
目頭が熱くなる。

 

勝手に涙が出てきそうになる。

 

 

今、こんな状況になってはじめて

「オヤジが後悔のない人生を
 送れますように」

と願うようになった。

 

遅すぎる願いだ。

 

今からでは遅いのかもしれない。
間に合わないのかもしれない。

 

それでも願わずには
いられなかった。

 

今まで大した親孝行も
してこなかった僕は、

後悔の思いを消すために
ただただ祈った。

 

 

今の自分にできることは、

 

「あと何回会えるか分からない
 オヤジとの時間を大切にすること」

 

「オヤジが後悔として残している思いを
 少しでも軽くしてあげること」

 

今の僕にはこれくらいしか
できることはない。

 

本当はどこかに
連れていってあげたいが

今のオヤジの体調では
それも難しいだろう。

 

自分の無力さを思い知る。

 

 

昔、Appleの創設者
スティーブ・ジョブズ氏が
癌で亡くなる前に

「いくらお金を持っていても
 病気の体を代わって
 もらうことはできない」

と言っていたらしい。

 

本当にその通りだと思う。

 

僕がオヤジの病気を
代わってあげることはできない。

 

オヤジだけに限らず、
それは全ての人に当てはまることだ。

 

つくづく健康は大切だと感じる。

 

結局、自分の体で起こったことは
自分で解決するしか道はないのだ。

 

 

日本も年々平均寿命は
延び続けている。

 

しかし、寿命が延びたとしても
ベッドの上でチューブに繋がれて
長生きするのは拷問だ。

 

健康だからこそ、
長生きしても人生を謳歌できる。

 

全てのベースには
心と体の健康が必須なのだ。

 

 

僕は母親を高校3年生の時に
亡くしているし、父親も病気で
苦しんできたのを間近で見ている。

 

否応にも健康の大切さを
感じてしまう。

 

正直、10代や20代では
実感が湧かないかもしれない。

 

しかし年を重ねると着実に体に
ダメージが蓄積されていく。

 

20代の生活習慣は30代に大きく影響し、
30代の生活習慣は40代に大きく影響する。

 

僕の場合は、
今から気をつけていないと
後で大きなツケを払うはめになる。

 

そうならないように
日々意識していきたいし、

周りの方達にもどうか
健康でいてほしいと願うばかりだ。

 

 

オヤジが入院してから

「人生はいつ終わるか分からない」

と危機感を強めている。

 

 

だから、

「後悔のない人生を送ろう。
 やりたいことは先送りにせず
 どんどん挑戦していこう」

と思うようになった。

 

 

あなたは後悔のない
日々を送っているだろうか?

 

僕もそう問われると
微妙な返答になってしまう。

 

明日死ぬと言われたら
色々と後悔が残るだろう。

 

毎日を全力で生きて、
死ぬ瞬間になった時に

「やりきった。
 最高の人生だった」

と思いたい。

 

そのために今から
毎日最善を尽くしていく。

 

そう心に決めた。

 

あなたもどうか
後悔のない人生を送ってください。

 

 

長々と書き綴ってしまい
失礼しました。

 

では、暑い日が続きますが
くれぐれもお体はご自愛くださいね。

 

それでは、また。

 

大切な人に捧げるレクイエム

2017.06.21

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