【漫画あり】ビジネスマンガの失敗談を大胆公開

 

オガワです。

 

 

以前書いた

「マンガをビジネスに活用する
 メリット&デメリット」

という記事は
結構反響がありました。

 

【漫画あり】マンガをビジネスに活用するメリット&デメリット

 

 

続編ではありませんが、
今回もビジネスマンガの話を
僕なりの視点でお伝えします。

 

 

僕が以前勤めていた
株式会社F.A.O。

http://manga-pr.jp/

 

 

 

現在もビジネスマンガを
コンテンツとして扱っています。

 

 

しかしビジネスマンガに関しては、
メインで扱っている企業が少ないので
ノウハウも少ない状況です。

 

 

手間が掛かる仕組みですから
多くの経営者は避けて
通りますよね。

 

 

マンガのメリットも分かるけど、
他に労力と資金を投下した方が
効率が良いと考えるのも理解できます。

 

 

成功事例が少ないですから、
常に試行錯誤が
求められる
分野でもあります。

 

 

 

失敗は成功の母と言いますが、
できる限り失敗は避けて
通りたいですよね。

 

 

 

ですから今回は、
僕がF.A.Oに所属していた時に

ビジネスマンガで失敗してしまった
事例を共有したいと思います。

 

 

こういう失敗事例は、
実際に
マンガをビジネスに
取り入れようとしている方にとって

非常に有益になるはずです。

 

 

僕にとっても
非常に良い気づきになりました。

 

 

ぜひ、1分ほど今回の記事に
目を通して頂けたらと思います。

 

 

・・・・・・・・

 

 

マンガをビジネスに活用するために、
F.A.Oの社内会議でアイディアを
出し合ったことがあります。

 

 

色々なアイディアが出ました。
大半は忘れてしまいましたが…

 

 

 

そのアイディアの中で

「ウエディング業界にマンガを
 持ちこんだら良いのでは?」

というアイディアが出ました。

 

 

 

結婚式では新郎新婦の
馴れ初めのエピソードが
配られることがよくありますよね。

 

 

その馴れ初めのエピソードを
マンガで表現して販売したら
売れるのではないか、
というアイディアでした。

 

 

 

 

色々なアイディアが出た中でも
僕は「これはイケる」と思いました。

 

 

早速試作マンガを作り、
ウエディング関係の会社に
アプローチをかけていきました。

 

 

 

以下は試作で作った
馴れ初めマンガです。

 

img_0625

img_0626

 

他にも、

img_0623 img_0624

 

こういうイメージの
馴れ初めマンガを作りました

 

 

マンガの強みは、
分かりやすさや興味づけ、
ストーリーによる共感です。

 

 

マンガをランディングページに
活用するとしても成約率の
保証ができない以上、

 

「思い出」

「記念」

「マンガが好きだから使いたい」

 

という感情を満たす路線で
製品戦略を組んだ方が
良さそうだと考えたからです。

 

 

 

しかし結果は惨敗。

 

 

振り返って考えてみると
失敗には明確な理由がありました。

 

 

僕なりに考える
失敗原因をシェアしますね。

 

 

一つは、
お客様の求めるクオリティと
製品単価が合わなかったこと。

 

 

上記のマンガを
ご覧頂くと分かりますが、
ページ数で言うと2ページです。

 

 

実際に2ページのマンガを
見て頂いたとしても
物足りなさを感じますよね。

 

 

しかしマンガ家を動かして
2ページのカラーマンガを作ると、
それなりのコストが掛かります。

 

 

 

ウエディング業界の相場価格で
ページ数を設定すると

物足りなくて味気ない
マンガに
なってしまいます。

 

 

 

お客様が満足するように
ページ数を増やそうとすると

制作コストが上がってしまい
相場価格で勝負できなくなります。

 

 

 

そしてもう一つは、

「量産が難しく利益率が低いこと」

です。

 

 

これは致命的でした。

 

 

少し話は変わりますが、
マンガ業界の収益モデルを
ご存じでしょうか?

 

 

マンガ業界では、
出版社は単行本を売ることで
利益を確保しています。

 

 

 

例えば人気マンガ「進撃の巨人」が
掲載されている
別冊少年マガジン。

 

 

 

少年ジャンプなどの
メジャー誌と比べると、

それほど発行部数は
多くないマンガ雑誌です。

 

 

このような雑誌がどのように
収益をカバーしているのか。

 

 

それが単行本の売上なのです。

 

 

進撃の巨人のように人気の
作品が出てくることで
単行本が売れていきます。

 

 

単行本は大きく利幅が取れるため
そこで利益を賄っているのです。

 

 

だから月刊誌の発行自体では
赤字になっている可能性が
高いでしょう。

 

 

それでも広告宣伝として
月刊誌を発売し続けます。

 

 

単行本は一度作ってしまうと
大量販売が可能ですし
利幅も大きい。

 

 

基本的にマンガ業界では、
単行本が売れなければ
利益を出すのは難しいのです。

 

 

その状況にビジネスマンガを
置き換えたとしましょう。

 

 

今回のウエディング業界に
マンガを持ち込むというアイディア。

 

 

欠点をまとめてみると、

 

 

‐生産コストが高く
 相場価格で勝負できない

 

‐大量生産ができず
 同じマンガを使いまわせない

 

‐利益率が低い

 

 

書いてて実感しますが、
これは厳しいですね…

 

 

大量生産ができないのであれば、
高単価で高い利益を確保
できなければいけません。

 

 

もしくは単行本のように
同じマンガを沢山売れる
仕組みを作る必要があります。

 

 

このどれもできない状況のため
ビジネスモデルとして
成立しませんでした。

 

 

やっても疲弊していくだけです。

 

 

ビジネスセンスがある方なら
こういうのはすぐに分かると
思います。

 

 

でも僕はやるまで
気づきませんでした、残念。

 

 

 

こういう経験の積み重ねを
次に活かす知恵が大切ですね。

 

 

僕も自分のスタンスに合った
マンガビジネスの仕組みを
作れるように尽力したいです。

 

 

マンガを描いている方、
クリエイターの方に
ヒントになれば嬉しいです。

 

 

それでは、また!

 


好きなことで生きていくためには…

近い将来、人工知能が人間の仕事の大部分を奪っていくでしょう。ではなぜ「好きなことで稼ぐこと」が生き残り戦略として正しいと言い切れるのか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です