レモンの代わりに「オガタマゴ」を!

 

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▼【第一話】夢を叶えると決意した日

夢を叶えると決意した日

 

▼自分独自のビジネススタンスを作りには

自分独自のビジネススタンスを作るには

 

▼オリジナルグッズをガチで作るために

オリジナルグッズをガチで作るために

 

【前回までのあらすじ】

 

カフーの助言によって
Aにハメられていることに
気づいたオガワ。

 

Aをギャフンと言わせるために、
オガワは報復を決意するのであった。

 

 

==== 本編 ====

 

 

「小川さんって、チョロイですね」

 

 

僕がAによく言われる言葉である。

 

 

確かに僕は
騙されやすいかもしれない。

 

 

それは認めよう。

 

 

しかし、だからと言って
いつまでも騙され続けると
思ったら大間違いである。

 

 

今日こそはAを
ギャフンと言わせて
イタズラを止めさせてやる。

 

 

 

僕はAと待ち合わせを
しているカフェで、

すでに戦闘態勢万全の状態で
待ち構えていた。

 

 

 

■成功の秘訣

 

 

多くの成功者が語っている
成功の秘訣。

 

 

それは「準備」である。

 

 

何をやるにしても、
綿密な事前準備をしなければ
成功するのは難しい。

 

 

 

事前準備が無ければ、
たまたまマグレで
成功することはあっても

継続的に成功していくことは
できないだろう。

 

 

32年生きていると、さすがに
準備の大切さを理解している。

 

 

僕はAと会う前に、
綿密な計画を立てた。

 

 

Aをギャフンと
言わせてやるために。

 

 

僕が考えた作戦は、こうだ。

 

 

『仮想Aとのロープレ』

 

 

これさえやっておけば、
万全の準備でAを
迎え撃つことができる。

 

 

ふふふっ、覚悟しろよ、A。

 

 

 

■まずは練習

 

 

では、早速仮想Aと
実践練習をしてみよう。

 

 

営業や商談がある時は、
事前に練習しておくことも重要だ。

 

 

つまりロープレをする。

 

 

しかし、僕の場合は
「僕一人しかいない」から、
誰かを相手に練習はできない。

 

 

だったら仕方がない。

 

 

こうなったら、
自分一人の仮想ロープレで、
事前準備をしておこう。

 

 

 

この発想に「おかしいだろ」と
思った方に説明したい。

 

 

 

やらずに後悔するよりは、
やって後悔した方がいい、
という言葉があるように、

このまま何もせずに
本番を迎えるよりは
賢明な判断だと考えたのだ。

 

 

 

色々とツッコミたい気持ちは
あるだろうが、辛抱頂きたい。

 

 

 

それでは、
一人仮想ロープレを始めよう。

 

 

 

 

小川 : あのさ、有●ちゃん。オガタマゴのことで話があるんだよね。

 

 

A : 何でしょう?

 

 

小川 : 前の話では、グッズを作った方がいいって言ってたよね。

 

 

A : そうですね。そう言えば、制作会社は見つかりましたか?

 

 

小川 : いや、まだ見つかっていないけど。

 

 

A : ダメですよ。こういうのはスピードが大切なんだから。

 

 

小川 : いや、だからね。

 

 

A : 小川さんって、肝心な時に腰が重いんだから。

 

 

小川 : あの、だからね。

 

 

A : 本当にビジネスで成功する気はあるんですか?

 

 

小川 : それはあるよ!

 

 

A : だったら、すぐに行動しないと。

 

 

小川 : う、うん・・・

 

 

 

 

ちょ、ちょっと止めよう。

 

 

おかしい・・・

 

 

失敗した。

 

img_4271

 

 

誰かがいる
対面のロープレではないのに、

完全に失敗している流れだ。

 

 

これはどういうことだ?

 

 

驚きである。

 

 

しかし、これが仮想練習でよかった。

 

 

 

でもシミュレーションで
失敗するなんて、自分の
頭の中はどうなっているんだろう。

 

 

仕方がない。
気を取り直してもう一度。

 

 

 

小川 : あのさ、有●ちゃん。オガタマゴのことで話があるんだよね。

 

 

A : 何でしょう?

 

 

小川 : 冷静に考えたらさ、オガタマゴを作っても仕方がないと思うんだよね。

 

 

A : なぜです?良いアイディアだと思いますけど。

 

 

小川 : そう、それさ。俺はどうも有●ちゃんに担がれている気がするんだよね。

 

 

A : な、何を言ってるんですか!そんなわけないでしょう。

 

 

小川 : いや、だって冷静に考えたらおかしくない?グッズでビジネスを成功させるなんてさ。

 

 

A : 全然おかしくないですよ!実際にグッズを作って成功している会社もあるわけじゃないですか。

 

 

小川 : でもそれって、グッズが可愛かったり、運もあるわけだよね。それにフォーカスしてビジネスを組み立てるってどうなの?

 

 

A : いや、小川さん。もっと広い視点で考えてくださいよ。

 

 

小川 : 色々考えたよ。でもグッズでビジネス展開はおかしいよ。有●ちゃん、前回はちょっとノリでそういうこと言ったんじゃないの?

 

 

A : …。すみません、実は、そうです。ノリで言ってしまったところもあります。

 

 

小川 : やっぱり。そうだと思ったんだよね。でも有●ちゃんにはいつもお世話になっているから、今回の件はもう水に流そう。

 

 

A : ありがとうございます。これからは気をつけます。

 

 

 

どうだろう?

 

 

この流れなら、
Aの罪も認めさせて、

なおかつ寛大な処置によって
器のデカさをアピールできる。

 

 

完璧だ。

 

 

パーフェクトなシナリオである。

 

 

これでAを
ギャフンと言わせることが
できるはずである。

 

 

準備ができたところで、
Aとの直接対決に挑もう。

 

 

 

■いよいよAと対峙

 

 

いよいよ決戦の時がやってきた。

 

 

有名な歌のように
金曜日ではないが、

僕にとっては重要な
決戦の時である。

 

 

今まで敗れてきた過去のオガワ。

 

 

その積年の思いを
今度こそ晴らしてくれる!

 

 

今までのオガワ達よ、
見ていてくれ。

 

 

そして、A!
首を洗って待っていろよ!

 

 

 

そうこうしているうちに、
Aが待ち合わせ場所に
やってきた。

 

 

img_4256

 

 

なんかフィクサー感が
半端ないんですけど。

 

 

 

A : 小川さん、お待たせしました。

 

 

小川 : いや、俺も今着いたところだよ。

 

 

A : なに初デートみたいなセリフを言ってるんですか、キモイっすよ。

 

 

小川 : なっ!なんてこと言うんだ!せっかく気を使ったのに。

 

 

A : 冗談ですよ(笑)

 

 

 

くそっ、Aのペースに
巻き込まれてはいけない。

 

 

こちらが主導権を持って
話を進めなければ。

 

 

 

A : そう言えば、今日ってどんな話なんですか?

 

 

小川 : あのさ、有●ちゃん。オガタマゴのことで話があるんだよね。

 

 

A : 嫌です。

 

 

 

えーーーーーっ!!

 

 

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早速想定と違う。

 

 

普通、ここで嫌って言う?

 

 

 

小川 : 嫌ってなんだよ!

 

 

A : 冗談ですよ、冗談。

 

 

 

くそっ、完全にペースを握られている。

 

 

落ち着け、俺。

 

 

気持ちを立て直すんだ。

 

 

 

A : 何ですか?オガタマゴのことで話って。

 

 

小川 : 有●ちゃんがグッズを作った方がいいって、言ってたじゃない。

 

 

A : そうですね。

 

 

小川 : でもさ、冷静に考えたらおかしいと思うんだよ。

 

 

A : おかしいとは、どういうところが?

 

 

小川 : だってさ、グッズを作ったからと言って、ビジネスが成功できるなんて思えないんだよ。担がれているとしか思えないんだよね。

 

 

A : 担ぐ?僕が小川さんをですか?

 

 

小川 : そう。有●ちゃんが俺をイジって楽しんでいるように思えてならないんだよ。

 

 

A : ほぉ、そうですか。

 

 

くそっ、のらりくらりとぼける気だな。

 

 

一丁ガツンと言ってやらねば!

 

 

 

小川:とぼけても無駄だよ、有●ちゃん!オガタマゴなんてはなっから売れるわけのない商品を作らせて、売れないのを見て楽しむつもりでしょ!

 

 

A : どうせ誰かに何か吹き込まれたんでしょう?

 

 

小川 : そ、そんなことないよ!

 

 

有本 : カフー辺りが言ってたんじゃないですか?有●に騙されてますよって。

 

 

小川 : じ、自分で考えて出した結論だよ!何言ってるの!

 

 

 

なぜ分かる!?

 

 

こちらの心が読めるのか!?

 

 

 

A:はー、小川さん。冷静に考えてください。最初にオガタマゴを作ったのは誰ですか?

 

 

小川:それは有●ちゃんでしょ!

 

 

A:そうですよね。一緒に働いていた時に、小川さんが職場に持ってきていたゆで卵に、僕が描いたものです。

小川さんも知っての通り、僕は元々デザイナー出身です。言っておきますけど、デザイナーの端くれが、自分の作り出した作品でふざけようなんて考えると思いますか?

 

 

小川:そ、それは…

 

 

A:小川さんもライターなら分かるでしょう?自分が真剣に考えて書いた原稿で、ふざけようなんて考えないですよね?

 

 

小川:そ、それはそうだけど…

 

 

A:僕も同じですよ。僕は純粋に小川さんに良くなってほしいと思っているんです。そして、自ら生み出したオガタマゴも、皆に知ってもらいたいと思っているんです。それでふざけようなんて考えていませんよ。

 

 

 

確かに、Aの言う通りかもしれない。

 

 

 

小川:そうか…。そうだよね。ごめん、有●ちゃん。俺が誤解してたよ。

 

 

有本:分かってもらえたならいいんです。付き合いが長くても、意思疎通がうまくいかないこともありますよ。さあ、気を取り直してオガタマゴを作っていきましょう!

 

 

小川:そうだね!有●ちゃん、俺がんばるよ!

 

 

 

そうか。

 

 

 

そうだよな。

 

 

クリエイターのAが、
自分の作品を貶めるなんて
するわけがない。

 

 

自分はなんて誤解をしていたんだ。

 

 

同じクリエイターとして
恥ずかしい。

 

 

気持ちを入れ直して、
もう一度グッズ作りをしていこう。

 

 

 

こうして僕は、再びグッズ作りに
力を入れていくのであった。

 

 

・・・

 

・・・

 

 

つづく

 

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