【第十二話】実録!ネットワークビジネス体験記

 

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【第十一話】実録!ネットワークビジネス体験記

 

 

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「なんでネットワークビジネスなんか
 やる人がいるのか理解できない」

 

 

このように考えてる方も
いるかもしれない。

 

 

僕も気持ちは理解できる。

 

 

しかし、むやみやたらに
批判して欲しくない。

 

 

なぜなら、
ネットワークビジネスで人生を
変えた方も実際にいるからだ。

 

 

世の中には、金銭的に
苦しい思いをしている方は
想像以上に沢山いる。

 

 

世の中の全員が
高学歴で給料の良い職場に勤め、

順風満帆な生活を送っている
わけではない。

 

 

否応なしに借金が膨らみ、
どうにもならなくなる方もいるのだ。

 

 

しかし学歴や資格、実績がない方は、
職業の選択肢も限られてくる。

 

 

そういう方がたどり着く最後の砦が
ネットワークビジネスだったり
するのである。

 

 

自分のため、家族のために
本気で人生を変えようと
頑張っている方もいる。

 

 

そんな方に向かって

「ネットワークビジネスはやめた方がいい。
 成功できるわけがない」

と、考えなしに言う方もいる。

 

 

だったら、他にどうしろと?

 

 

そのセリフは、
相手の立場を真剣に考えたら、
安易に言えることではないはずだ。

 

 

あなたが僕の人生の面倒を
みてくれるわけじゃないのに、
無責任なことを言うなよ。

 

 

そう思う。

 

 

選びたくても他の選択肢が
無い場合だってあるのだ。

 

 

僕はいつも感じていたことがある。

 

 

ロクにやったこともなくて
話も理解していない人が、

「成功できるわけがない」

と言うことだ。

 

 

そう思っている人は
できないと思うが、
実際に結果を出している方もいる。

 

 

目の前の人が成功する確率が
1%でもあるなら、根拠もなく
批判するのは失礼だと思う。

 

 

 

主婦で、子育てをしながら
家計を支えるために収入を
増やしたいと考えている方なら、

隙間時間でパートをするくらいしか
稼ぐ方法がなかったりする。

 

 

 

そういう方が、

「人生を変えるために」

「家計を支えるために」

「借金を返すために」

「子供の教育費のために」

「老後の生活費のために」

 

真剣な気持ちで
ネットワークビジネスを
始めることだってあるのだ。

 

 

 

「なんでネットワークビジネスを?
 他のビジネスをやればいいじゃない」

 

そう言われても、全ての選択肢を
検証する時間なんてない。

 

 

事実そんなことは不可能だ。
時間が足りな過ぎる。

 

 

良さそうと思う仕事に、
全力を尽くすしかないのである。

 

 

今、目の前にある選択肢の中で、
人生を変える可能性が一番高いと思って

その方はネットワークビジネスを
選んでいる場合もあるのだ。

 

 

そもそも事業というのは、
失敗確率が高い。

 

 

仮に飲食店をやるとしても、
20年で99%のお店は無くなる。

 

 

しかし、成功し続けている
お店も存在している。

 

 

全ての方が成果を
出せないわけではない。

 

 

それなのに、単なる先入観で
その人の可能性を決めつけて
否定するのは、失礼なことだと思う。

 

 

確かに、僕のように尻尾を
巻いて逃げる人もいるので、
気持ちは分かる。

 

 

もし仮に、僕がまた
ネットワークビジネスをやると言ったら、

「お前は無理だよ」

と言ってくれて構わない。

 

 

しかし、他の方の場合は、
ひとまず温かく見守ってても
良いのではないだろうか。

 

 

何かの事業をやる際は、
大なり小なりリスクを抱える。

 

 

お店を構えたり、大きな投資が
必要な事業よりは、低リスクで
堅実なビジネスだろう。

 

 

もしネットワークビジネスが
嫌いだったり、不快な勧誘を
されてしまったら、

 

「私はあなたの伝え方で
 嫌な気持ちになった」

 

と伝えるのが良いと思う。

 

 

やり方やマナー違反を伝えるのは、
今後の相手のためにもなる。

 

 

しかし、
その不快な感情と結び付けて、

「成功できない」

という風に言うのは、
違うのではないだろうか。

 

 

僕はそう考えている。

 

 

僕にとっては、
沢山の経験を積ませて頂いた
ネットワークビジネス。

 

 

その経験もいよいよ終盤戦に
突入していくことになるのである。

 

 

 

■オガワの葛藤

 

 

Yさんからの提案を受けて
僕はかなり迷った。

 

 

当然だ。

 

 

M社で関わってきた
皆さんとの人間関係もある。

 

 

それにネットワークビジネスでは
何度も挫折してきている。

 

 

心から燃えるような
情熱が出てこない。

 

 

しかし、強い興味はあった。

 

 

ネットワークビジネスのプロから、
ビジネスのやり方を学びたい。

 

 

そう思った。

 

 

Yさんにセミナーに誘われて、
僕は参加することを決めた。

 

 

ビジネスに関しては、その時は
「やらない」気持ちの方が強かった。

 

 

しかし、ネットワークビジネスの
プロがどのような仕事をするのか。

 

 

現場はどのようになっているのか
僕は見てみたいと思ったのだ。

 

 

僕はいつも好奇心が
止められなくなってしまう。

 

 

今振り返ると、
節操がないところを
強く反省している。

 

 

■F社のナイトセミナーに参加

 

 

セミナー当日。

 

 

Yさんの提案でセミナーに
参加することにした僕は、

セミナーが行われる
エルプラザに向かった。

 

 

セミナー会場は、
2階の環境研修室。

 

 

かなりの人数が来ていた。

 

 

年齢層が高いと聞いていたが、
夜のセミナーだったので
若い人が多い。

 

 

20代と思われる方も
結構参加していた。

 

 

セミナーは二部構成で
前半が製品説明。

 

 

後半にビジネスの説明であった。

 

 

製品説明は、
カイロプラクティックを
本業にしている方が
説明をしてくださった。

 

 

そしてビジネスの説明。

 

 

ネットワークビジネスの
基本的な説明から始まり、

F社の特徴やビジネスプランの
詳しい説明をしてくれた。

 

 

一度Kさんから話を聴いていたので、
ある程度のことは頭に入っていた。

 

 

F社の製品は、核酸という栄養素を
押し出した健康ドリンクである。

 

 

F社の核酸ドリンクに関しては、

 

「ただの砂糖ジュース」

「核酸は取り過ぎると身体に悪い」

 

などネガティブなことを
言われることがある。

 

 

 

しかし、現場で色々な愛用者に
話を聴かせて頂いたが、

ご年配者のユーザーには、
非常に体感が多い製品だった。

 

 

ただの砂糖水で、
ここまで体感が出るものなのか?

 

 

プラシーボ効果があるとしても
それだけの理由とは考えにくい。

 

 

「登録しているメンバーが
 自社製品を批判するわけがない」

 

 

僕が話を聴いたユーザーは、
ビジネスとは一切関係ない
純粋な愛用者である。

 

 

僕とは利害関係も無ければ、
会社のビジネスとも関係ない。

 

 

その方達が嘘をつくとは思えない。

 

 

しかも、かなり人数に話を聴いた上で
感じた見解をお伝えしている。

 

 

もちろん全員に
体感があるわけではなかったが、
多くの方が製品を気に入っていた。

 

 

この話を信じるも信じないも
あなた次第ではあるが。

 

 

「自分がビジネスをしている
 会社を一番だと思いたい」

 

その気持ちが強くなる故に、
「他社批判が多い業界」である。

 

 

話半分で聞いて頂いて構わない。

 

 

 

しかし、僕はすでに
F社を退会しているし、

利害関係は一切ない。

 

 

F社を無理に持ち上げる理由もない。

 

 

自分が感じたことを嘘偽りなく
お伝えしたいと考えているだけだ。

 

 

その点はご理解頂けたら幸いだ。

 

 

僕が参入した時、
F社は15年目の会社だったが、

定期的に製品もバージョンアップを
繰り返して品質を上げていた。

 

 

その辺りの企業努力も
信頼できると感じた。

 

 

健康ビジネスの業界では、
「エビデンス」という言葉が
頻繁に使われる。

※エビデンスとは科学的な根拠、証拠という意味

 

 

 

「核酸を摂り過ぎると身体に悪い。
 そういうエビデンスがある」

 

という方もいれば、

 

「多く摂り過ぎた核酸は、
 体外に排出されるから心配ない」

という方もいる。

 

 

この辺りの判断は、
難しいところだ。

 

 

どんな栄養素も摂り過ぎたら
害になることが多い。

 

 

しかし、核酸に関しては過度に
摂り過ぎを心配する必要は
無いと考えている。

 

 

なぜなら、現代人は
核酸の摂取量が足りていない。

 

サプリメントで補った方が
良い人は多いようだ。

 

 

そもそも僕は
エビデンスというものを
参考材料程度に捉えている。

 

 

特に健康食品では、
エビデンス自体に信憑性が
薄いと考えているからだ。

 

 

個人差や体質もあるので、
全ての人に当てはまるとは
断定できない。

 

 

だからこそ、試してみるのが
手っ取り早いと考えるタイプだ。

 

 

色々と調べるのも大切だが、
時には行動してから結果を
検証した方が早い時もある。

 

 

ネットワークビジネスでは、
特にそういう姿勢が大事だと
感じている。

 

 

 

■Yさんと交わした約束

 

少し話が逸れてしまったので、
本題に戻ろう。

 

 

F社の製品説明とビジネスの
説明を聴いてみて、僕には

「実際にやらないと分からないな」

という気持ちが湧き上がってきた。

 

 

「お世話になったM社の人に
 申し訳が立たない」

「今更ネットワークビジネスをやって
 うまくいくのだろうか…」

「コロコロと会社を替えてたら、
 周りの人にどう思われるだろう」

 

色々な葛藤と感情が入り乱れた。

 

 

しかし最終的には、

「チャレンジしてみよう」

という気持ちになったのである。

 

 

セミナーが終わった後、
Yさんと二人で少しだけ話をした。

 

 

時間が無かったので、
5分ほどしか話ができなかったと
記憶している。

 

 

そこで僕は、

「ビジネスをやる」

ということを伝えた。

 

 

しかし、そこで僕は
2つYさんにお願いをした。

 

 

1つは、ネットワークビジネスの

「仕事のやり方を教えてほしい」

ということ。

 

 

2つ目は、

「僕が直接声をかけた
 ビジネスメンバーには、
 収入を取らせて欲しい」

ということ。

 

 

この2つをお願いした。

 

 

Yさんがこの約束を
覚えているか分からないが、

Yさんはきちんと約束を
守ってくれる方だったと
後々分かることになるのであった。

 

 

 

■F社のビジネスに参入

 

 

さすがに4社目なので、
最初の動き出しは
慣れたものである。

 

アポイントを取りまくって、
個別プレゼンでYさんに繋げる。

 

 

これの繰り返しである。

 

 

Yさんは、グループの方から
沢山の個別プレゼンを頼まれていて
スケジュールがビッシリであった。

 

 

しかし、

「真剣にビジネスをやるなら
 優先してスケジュールを空ける」

と言ってくれた。

 

 

最初は「本当かな」と思ったが、
僕が個別プレゼンのお願いをすると、
9割以上の確率で日程を空けてくれた。

 

 

約束を守ってくれて、
とても信頼できる方だと思った。

 

 

しかし、ビジネスをスタートしたが
心の中に引っ掛かりもあった。

 

 

心の底から湧き上がるような
情熱が出てこない。

 

 

何かが心にブレーキを
かけてしまう感覚がある。

 

 

この感情を克服しようと
ずいぶん苦労したものだ。

 

 

僕は自分の気持ちにムチを打って、
行動量を増やすように心がけた。

 

 

以前と変わらず、
僕のメンタルは徐々に
すり減っていくことに
なるのであった。

 

 

 

■F社の戦略

 

 

F社は、他の会社と比べて
いくつか特徴があった。

 

まずは登録者の年齢層。

 

僕が参入した時、
F社の登録者の平均年齢は
60歳を超えていた。

 

 

ご年配者の層から支持を得て
拡大してきた会社である。

 

 

そしてリピート率。

 

これも約9割もあり、
継続率が非常に高い。

 

 

F社は、ビジネスメンバーが
ビジネスをしやすいように様々な
仕掛けを用意してくれる
会社であった。

 

 

まずは無料サンプル。

 

 

普通、ネットワークビジネスを
していると、お客様に配る
製品のサンプルは自腹で
用意しなければいけない。

 

 

しかしF社の場合は、
セミナーに参加してくださる方に、
サンプル用のミニドリンクを
用意してくれる。

 

 

しかも気前の良いことに
一回限りではなく、

セミナーに参加する度に何回でも
サンプルをもらうことができる。

 

 

無料サンプルを会社が
用意してくれるおかげで、
ビジネスメンバーの負担が減る。

 

 

そしてお客様を
セミナーに動員する際も

「無料サンプルが貰える」

と声をかけやすい。

 

 

さらに招待旅行。

 

通常、ビジネスメンバーにしか
招待旅行はないものだが、

F社は愛用者でも招待旅行に
行けるチャンスがあった。

 

 

愛用者を喜ばせる仕掛けが
随所に施されていたのだ。

 

 

こうして愛用者から支持を得て
15年間売上を落とすことなく、
右肩上がりで伸び続けてきた
会社なのである。

 

 

F社の説明を聴いていて、

「愛用者を大切にしている会社」

と感じた。

 

 

そういう会社の姿勢は、
非常に好感が持てるものであった。

 

 

 

■ネットワークビジネスの本質

 

 

以前の記事でも書いているが、
僕はネットワークビジネスは
「権利収入」だとは思っていない。

 

 

しかし継続収入という性質はあるので、
なかなか自分の中でしっくりくる
言葉が見つからなかった。

 

 

そんな時、Yさんが
僕の疑問を解いてくれた。

 

 

Yさんは、

「俺は、ネットワークビジネスを
 権利収入や不労所得だとは
 考えていない。

 報われる労働収入だと思っている」

 

 

このように表現していた。

 

 

僕はその通りだと思った。
本当にしっくりくる言葉であった。

 

 

誤解を招きたくないのだが、
決して悪く言っているわけではない。

 

 

この「報われる」というのが、
非常に重要なことだ。

 

 

一般のサラリーマンやOLでは、
自分の頑張りがダイレクトに
収入に反映されるわけではない。

 

 

自分の頑張り次第で人生を
豊かにできるという点では、

ネットワークビジネスは
大いに「報われる」可能性が
あるのだ

 

 

 

■ネットワークビジネスの会社選びのポイント

 

 

ネットワークビジネスを
ビジネスとして取り組む際、
会社選びは非常に重要だ。

 

 

これは僕個人の見解だが、
「愛用者を大切にしない会社」は、
長期的に反映しないと思っている。

 

 

なぜなら、会社の売上を
支えてくれるのは、
愛用者だからである。

 

 

 

通常、ネットワークビジネスの
会社に参入する人の割合は、

ビジネス目的が8~9割、
製品目的が1~2割である。

 

 

 

コンビニで例えると、

お客さんが1~2人しか
来ていないのに、

8~9人の店員がいる
ということだ。

 

 

そして、その店員もお店から
商品を継続的に購入して、
売上を作り出している。

 

 

この状況は、
バランスがおかしいと思う。

 

 

普通のビジネスは逆である。

 

 

お客様が8~9人に対して
店員が1~2人であるはずだ。

 

 

お客様が買い物を続けてくれるから、
会社の売上は伸びていくのである。

 

 

世の中の会社を見渡しても
そうなっているはずである。

 

 

ビジネスメンバーは、
稼げなければやめてしまう。

 

 

そうなると流通が崩れてくる。

 

 

しかし、製品が気に入っている
愛用者は、稼げようが稼げまいが
製品を買い続けてくれる。

 

 

このような方が多くなければ
リピート率が高くなり、
崩れにくい流通網になっていく。

 

 

愛用者を大切にせず、
ビジネスメンバーばかりに
購入負担を増やすような会社は、
衰退していくことだろう。

 

 

だから愛用者の割合が
8割に満たない会社には、
参入すべきではないと思っている。

 

 

モメンタムが過ぎた後は、
売上が急激に下がることは
目に見えているからである。

 

 

 

■Yさんの仕事量

 

 

Yさんは、本当によく働いていた。

 

多い日は1日10プレゼン以上。

 

グループから
ABCの依頼が沢山くるので、
スケジュールはびっしりである。

 

 

こんなに働くリーダーは、
見たことがない。

 

Yさんは、それくらい
現場をこなしていた。

 

 

Yさんの活動を見ていて
非常に印象に残ったことがある。

 

 

それは「事前の段取り」だ。

 

大きな会場ミーティングを開催する場合、
Yさんが仕切ることが多かった。

 

その段取りを見ていると、
凄まじい。

 

言葉は悪いが、引くくらい
細かく段取りをしている。

 

 

トップリーダーは、こんなことを
見えないところでやっているのか。

 

 

Yさんの活動に照らし合わせると、
自分なんて全然仕事をしていない。

 

 

Yさんは自分のことを

「ネットワークビジネスサラリーマン」

と表現していた。

 

 

まさにその通りだと思った。

 

朝から晩まで懸命に働いている。

 

 

ある程度の結果が出たら、
手をゆるめるリーダーが多い中、

一切手をゆるめることなく、
グループのメンバーが
結果を出せるように動いていた。

 

 

その姿勢は、
本当に信頼に値するものだった。

 

 

今でもYさんを尊敬している。

 

 

ただ、僕はその姿を横で見て、
モチベーションが下がってしまった。

 

「自分に真似できるだろうか」

 

そう思ってしまったのだ。

 

 

 

Yさんはネットワークビジネスに
情熱を持っている。

 

 

 

しかし、僕は…

 

 

 

結局、その感情を拭い去ることは
できなかったのである。

 

 

・・・

 

 

・・・

 

第十三話につづく

【第十三話】実録!ネットワークビジネス体験記

 

 


好きなことで生きていくためには…

近い将来、人工知能が人間の仕事の大部分を奪っていくでしょう。ではなぜ「好きなことで稼ぐこと」が生き残り戦略として正しいと言い切れるのか?


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