【第十話】実録!ネットワークビジネス体験記

 

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【第九話】実録!ネットワークビジネス体験記

 

====ここから九話====

 

 

■Sさんからのプレゼン

 

Iさんのホームパーティーから数日後。

 

僕はIさんのホームパーティーで
約束した通りSさんのオフィスに
伺うことになった。

 

Sさんは一軒家を改装して
オフィスとして活用していた。

 

木造の一軒家で、
中の雰囲気も良い。

 

 

落ち着ける雰囲気である。

 

 

「なんか良い雰囲気だな」

 

 

外観を見ている限りでは、
とても車屋さんだとは思えない。

 

 

変わっているオフィスだが、
非常に好感が持てた。

 

 

こんな自動車屋さんが
あるなんて面白いな。

 

 

こうして僕は、
Sさんのオフィスで
新しいネットワークビジネスの
説明を受けることになるのだった。

 

 

■リピート率94%のネットワークビジネス

 

新しく話を聴く会社は、
前に取り組んだM社と同じ頭文字で、
同じくM社である。

 

分かりにくいので、
ここからは文字を少し変えて
「M社」にしたいと思う。

※若干大きさが違う。分かりにくいが。

 

 

M社の話を聴いていったが、
僕のイメージしている
ネットワークビジネスとは
かなり違う会社だと思った。

 

 

まず、M社の
特徴として挙げられるのは、
製品価格とリピート率だ。

 

 

通常、ネットワークビジネスの製品は、
ドラッグストアやスーパーで売っている
日用品よりも価格は高い。

 

 

しかし、M社では製品の価格を
ドラッグストアを意識した
価格帯に抑えている。

 

 

ライバル視しているところや
狙っているターゲットが
明らかに違う。

 

 

しかし、価格が安いからと言って、
製品の品質が悪いわけではない。

 

 

むしろ非常に良い製品だ。

 

 

天然由来の原材料を使い、
高品質な製品を適正価格で
メンバーに提供している。

 

 

この説明を受けた時は
とても驚いた。

 

 

僕の中では、

「安かろう = 悪かろう」

というイメージが
少なからずあったからだ。

 

 

なぜ、そのようなことが可能なのか?

 

 

それを可能にしているのは、
リピート率の高さである。

 

 

どういうことかと言うと、

リピート率が高い状態で
安定していると、

メーカー側は毎月製品の
出荷予定量を高精度で
調整することが可能だ。

 

 

 

すると余計な在庫を持たずに
製造ラインを動かしていける。

 

 

倉庫などで在庫を保管する
コストを、極限まで圧縮する
ことができるのである。

 

 

在庫が多くなればなるほど、
保管用のスペース確保のために
多額の資金が必要になる。

 

それを圧縮できれば、
製品価格を下げても利益が
取れる仕組みを作れるのだ。

 

 

そのためM社の製品は、
低コストにも拘らず
品質は非常に良い物だった。

 

 

昔は、製品価格も今より
高かったようである。

 

 

しかし、リピート率が
安定してきた時期から
製品価格も徐々に下がり、

ドラッグストアと競合できる
ラインまで落としたようだ。

 

 

お客様にとっては、非常に
良心的なメーカーだと感じた。

 

 

客観的に見ていると、
薄利多売の戦略とも言える。

 

 

しかし、
リピート率が高いおかげで、

会社自体の売上も伸び続けていた。

 

そもそもネットワークビジネスでも
多くの企業は、製品原価を抑えて
利益を
取り過ぎている傾向がある。

 

 

「ネットワークビジネスの製品は良い」

このように言われてはいるが、
全てのメーカーに当てはまる
わけではない。

 

 

自社開発せずにOEMで
製品を揃えているところもある。

※OEMとは他社メーカーの製品を
 ラベル張り替えで販売すること。

 つまり他社から仕入れて
 値段や製品名を変えて売っている。

 

 

 

OEMを悪いとは言わないが、
メーカー直販とは言えない
仕組みになってしまうのだ。

 

 

本当に良い製品を開発して、
世に出そうとしているメーカーは、

思った以上に少数派なのだと
感じている。

 

 

■ネットワークビジネスの製品は高い?

 

よく日用品を扱う
ネットワークビジネスの会社は

「ブランドチェンジ」

という言葉を使う。

 

 

「普段、使っている日用品の
 買う場所、ブランドを変えるだけ。

 それだけでビジネスメンバーは
 権利収入を得られるし、

 愛用者は高品質な日用品を
 使うことができる」

 

という話である。

 

 

しかし、実際問題、
一般市場との価格差は
かなり大きな障壁になる。

 

 

それこそ日用品は
毎日使うわけだから、

少しでもコストを押さえたいと
思うのが、本音だろう。

 

 

例え良い製品だとしても、
費用対効果が見合わないと
判断されれば、一般ユーザーは
安い製品に流れてしまう。

 

 

僕は以前、
A社のビジネストレーニングに
参加したことがある。

(もう何年も前だが)

 

 

トレーニングで
講師をしていたリーダーは、

 

「毎月3~4万円使っている日用品を
 A社の日用品に替えてもらうだけ。

 皆さん、毎月3~4万円くらい
 日用品使っているでしょ」

 

と言っていた。

 

 

僕はそれを聞いた時、

「いや、そんなに使ってねーよ」

と心の中でツッコんでいた。

 

 

数人家族でも毎月3~4万円分の
日用品を使っているか微妙な
ラインだと思う。

 

 

A社のようなサプリメントや
高い化粧品を使っている方は、

それくらいの額を使っている
かもしれないが。

 

 

一人暮らしの男性であれば、
毎月1万円も使っていないだろう。

 

おそらく数千円くらいだ。

 

少なくても僕は、
日用品で毎月3~4万円も
使っていなかった。

 

 

こういう話をすると、

「だったら良い物が分からない人は
 相手にしなければいい」

と、言うかもしれない。

 

 

しかし、ここで一つ
疑問を投げかけたい。

 

これは僕が伝えたい重要な
ポイントの一つなので、
ぜひ客観的な判断をして頂きたい。

 

 

■なぜ、ネットワークビジネス人口は変わらないのか?

 

現在、ネットワークビジネスに
関わっているのは日本全体で
800万人ほどだと言われている。

 

割合で6~7%程度だ。

 

なぜ、そのようなことが分かるのか?

 

 

根拠と断定はできないが、
「月刊ネットワークビジネス」
という専門雑誌があり、

そこでは定期的に
ディストリビューター数を
計測、公表している。

 

 

それらの数字などから推測して
おおよそ800万人が業界に
関わっていると言われているのだ。

 

 

日本の人口が1億2,000万人として、
ネットワークビジネス人口が毎年800万人。

 

 

そしてその人数は、長年
変わっていないと言われている。

 

不思議ではないだろうか?

 

 

これだけA社が日本に
上陸したのは1979年。

 

今年で37年目である。

 

それだけの年数が経過していたら、
日本中の人が製品を使っていても
おかしくはない。

 

 

良い製品であれば尚更だ。

 

なぜなのだろうか?

 

 

ネットワークビジネス人口が
変わっていないことから
推測をしていくと、

新しく参入する人と同数程度の人が
フェードアウトして、製品すら
使わなくなっていると考えられる。

 

 

その辺りに本質が
隠れているのではないだろうか。

 

 

大体の場合、
ネットワークビジネスに興味を
持つのは「稼ぎたいから」である。

 

 

つまりビジネス視点で
参入してくる方が多い。

 

 

ビジネスでうまくいかないから
結果、愛用者になっている人が
非常に多いということだ。

 

 

逆に愛用者で入ってきて、
ビジネスに転向する方の
割合は少ない。

 

 

もちろんゼロではないが、
愛用者は
「良い製品なら使う」
くらいの感覚である。

 

 

よほど製品に感動しない限り、
口コミで人に勧める人は少ない。

 

 

つまりネットワークビジネスに
関わる人の多くは、

 

ビジネス目的で参入

  ↓

ビジネスがうまくいかなくて
愛用者として製品を使うだけになる。

  ↓

製品購入が経済を圧迫するため
安い日用品に徐々にシフト

  ↓

結果、ネットワークビジネスの
製品を使う割合が減り、
フェードアウトしていく

 

 

 

このような流れが、長年
ずーっと続いているのである。

 

 

つまりネットワークビジネスの製品は、

「愛用者として使い続ける
 メリットは少ない」

と、マーケットの大多数は
判断しているのだ。

 

 

だからネットワークビジネスの
製品を使う割合はずっと変わらないし、
同じことがグルグルと繰り返される。

 

 

これに反論がある方もいると思う。

 

では、なぜネットワークビジネスの
会社の製品を使う人の割合が
増え続けていないのだろうか?

 

 

なぜ、愛用者すらやめてしまう人が
後を絶たないのだろうか?

 

 

Amazonや楽天などを見ていても
本当に便利で良いサービスであれば、

もっと使う人の割合が
増えても良いはずだ。

 

 

そうなっていないのは、
それなりの理由があると
考える方が妥当だろう。

 

 

つまり、大多数のマーケットでは、
日用品に対してそこまで高い金額を
支払いたいとは考えていないのだ。

 

 

化粧品やサプリメントは、
マニアックな好みが反映されるため
高い金額でも買う人は多い。

 

 

しかし、洗剤などの日用品で
家計を圧迫したいと考える人は
ごく少数であろう。

 

 

これらの理由から、
ネットワークビジネスの製品が
高いと思われても仕方がないと
僕自身は感じている。

 

 

しかし、M社のビジネスは
製品価格でも優位性があり、
高いリピート率でお客様が
積み上がっていく。

 

 

A社とM社で感じていた課題を
今度こそクリアできるかもしれない。

 

 

そう思ったのだった。

 

 

■オガワ、M社のビジネスに心が動く

 

M社のビジネスの話を一通り聴いて、
僕は改めてネットワークビジネスを
スタートさせようと思った。

 

リピート率の高さに
心が動いたのだ。

 

 

僕はA社の時は、

「A社のビジネスは古いのではないか?」

という仮説を立て、

 

M社の時は

「リピート率が低いからではないか?」

という仮説を立てた。

 

 

その時その時で、疑問点を
解消してくれるビジネスが
目の前に現れてくれる。

 

 

これには毎度驚かされる。

 

 

こうして再び、
ネットワークビジネスを
頑張り始めることになったのである。

 

 

■リピート率の高さは数字のマジック?

 

ビジネスをスタートさせた僕は、
気がかりだった点が2つあった。

 

製品の品質は本当に良い物なのか?

 

もう一つは、リピート率は本当か?

 

この2点である。

 

 

製品価格がリーズナブルなので、
最初はどうしても品質が良いとは
思えなかった。

 

しかし、それは自分で
製品を使って体感することで
自信を深めていくことができた。

 

 

そしてビジネス視点で重要な
リピート率。

 

これも会社のオーバートークの
可能性も否定できない。

 

 

同じ業界の方に言われたのが、

「どうせ数字のマジックでしょ」

ということである。

 

 

その数字のマジックが
どのような真意なのか分からないが、

少なくてもM社のリピート率は
正しかったと自信を持って言える。

 

 

M社では毎月レポートが
送られてくる仕組みなので、
細かい数字を確認することができる。

 

‐新規の登録者
‐既存登録者の発注状況
‐リピート率
‐直紹介人数
‐グループ人数
‐現在のタイトル
‐次のタイトルまでのクリア条件
‐コミッション金額

 

などである。

 

 

僕は毎月レポートを確認したが、
リピート率は91%~98%の間を
推移していた。

 

平均すると94%のリピート率は
出ていたと思われる。

 

Sさんが言っていたことは
本当だと実感した。

 

 

ビジネス活動を始めて、
すぐにビジネスパートナーもできた。

 

コツコツとグループ人数も伸びて
50人近くのグループに成長した。

 

 

最高報酬が8万円ちょっと。

 

 

平均すると3~4万円ほどだったが、
今までの会社の中で一番多くの
報酬を得ることができた。

 

 

実際には製品も気に入っていて
毎月3万円分くらい買っていたから
トントンくらいだったが。

 

でもかなりの手応えは感じていた。

 

 

■M社の報酬プラン

 

M社は製品価格が安い分、
還元される報酬額は
多くなかったと思う。

 

 

報酬プランは「ユニレベル」と
呼ばれるプランで、

小さな金額をコツコツ
積み上げていくイメージだ。

 

 

ネットワークビジネス業界で、
有名な報酬プランは3つある。

 

‐ブレイクアウェイ
‐バイナリー
‐ユニレベル

 

 

それぞれの長所を取り入れた
ハイブリット型というのもあるが、
基本的には上記の3つが代表的だ。

 

一応、僕は全てのプランを
一通りだが、かじることができた。

 

 

プランごとに大まかな特徴があり、
完璧な報酬プランというのは
おそらく存在しない。

 

 

しかし、僕個人の感覚で言うと、
一番好きなプランはユニレベルである。

 

 

トップリーダーへの報酬還元額が
バイナリーやブレイクアウェイに
比べて下がってはしまうが、

安定感があり、お客様にも
メリットが大きいので良いなと思う。

 

 

同じタイプの報酬プランでも
会社の方針によって全然別物になる。

 

 

どの層に還元を厚くしているのか。
会社としてどのような意図があるのか。

 

それらは報酬プランに
反映されている。

 

それらを見ていくと、
実に奥が深い業界だと感じる。

 

 

■ネットワークビジネスは「権利収入」を得られるのか?

 

僕がネットワークビジネスをやっていて、
辿り着いた一つの結論がある。

 

それは、今からネットワークビジネスに
参入しても「権利収入」になる確率は
極めて低いということである。

 

 

この辺りは
誤解を招きたくないので、
詳しく解説していきたい。

 

 

権利収入とは、債権の利息や
株式投資の配当、独占販売権を得て
自分が何もしなくても報酬が
入り続ける仕組みを指す。

 

 

確かにネットワークビジネスでは、
「権利的な収入」と呼べる部分もある。

 

 

実際に上手くいっているリーダーは、
自由に時間を調整して海外に行ったり、
毎日を楽しんでいるのだろう。

 

 

つき抜けられれば、
普通の働き方よりは
圧倒的に自由になれると思う。

 

 

しかし、そのリーダーも
ずっとメンバーのフォローをせずに
遊び歩いていたらどうなるだろう?

 

 

グループは必ず崩れていくはずだ。

 

 

ネットワークビジネスは、
情報を伝達していくビジネスだ。

 

 

その性質上、グループの
メンバーは良くも悪くも
アップラインを真似する。

 

 

もしリーダーが遊び歩く人なら、
グループの中である程度のタイトルを
取る人が出てきた時に、

その人も遊ぶ側に回って
メンバーのフォローをしなくなる。

 

 

グループのフォローをする人が
減っていくと、ビジネス活動に
対しての活気が無くなっていく。

 

 

するとグループは、
どんどん停滞していくだろう。

 

 

いくらリーダーが、

「皆も頑張ったらこうなれるよ!」

とモチベーションをかけても、
成果が出なければビジネスメンバーの
モチベーションはへし折れてしまう。

 

 

へし折れたモチベーションを
再び奮い立たせるのは、
容易なことではない。

 

 

グループを伸ばしている
リーダーを見ていると、
間違いなくちゃんと動いている。

 

 

グループのフォローもするし、
ミーティングもトレーニングも
ABCもやっている。

 

 

つまり働いているのだ。

 

 

A社のビジネスに初期で参入して
トップタイトルを取ったリーダーは、
もう安泰なのかもしれない。

 

 

しかし、中間層のリーダーは、
フォローやミーティングなど
ビジネス活動を続けているはずだ。

 

 

それ以外でも、近年では
不思議に感じる現象が起きている。

 

 

初期に参入してある程度の
タイトルを取り、自由気ままに
人生を楽しんでいたリーダーでも、

また現場に戻って動いている人が
出てきている。

 

 

それはなぜか?

 

 

全員とは言わないが、
グループが崩れてきたから
現場に戻ってきたリーダーも
少なからずいるはずである。

 

 

その事実を見て、

「なぜ、現場に出てきたのか?」

と冷静に考える必要があるだろう。

 

 

客観的に見ていて

「完全な権利収入」

とは呼べない仕組みだと、
僕個人は考えている。

 

 

■ネットワークビジネスを取り組む際の重要な考え方

 

初めてネットワークビジネスに
取り組む方が憧れる「権利収入」。

 

 

多くの場合、ビジネスを
発展させるために必要な考え方が
スッポリと抜け落ちている。

 

 

どんなネットワークビジネスも
拡大していくためには、

「退会者」よりも「新規登録者」が

多くなければいけない。

 

 

非常にシンプルである。

 

 

新規登録者が退会者を上回れば、
そのビジネスは拡大していく。

 

 

しかし…

ネットワークビジネス初心者は、
一度メンバーになった人は

ずっとやめずに製品を
買い続けると錯覚している。

 

 

そんなことはない。

 

 

どんなサービスでも一定数
やめていく人はいるのだ。

 

ネットワークビジネスも
例外ではない。

 

 

もしあなたが
ネットワークビジネスに
ビジネスとして関わっているなら、

グループのリピート率は
冷静に分析した方がいいだろう。

 

 

毎月のリピート率が1%違うだけで、
毎月積み重なると大きな差になるのだ。

 

 

ネットワークビジネスで
グループが伸びて収益が安定する。

 

 

それは高いリピート率があり、
退会者よりも新規登録者が
上回り続けるからである。

 

 

その原理原則を忘れてはいけないのだ。

 

 

■再び訪れる壁

 

話を戻そう。

 

M社のビジネスを通じて、
僕は、またしても
ネットワークビジネスの
奥深さを知ることになった。

 

 

ここに来て、また僕の前に
新たな壁が立ちはだかったのだ。

 

 

50人弱のところから
またグループが停滞したのだ。

 

しかし、前のM社の時ほど
状況としては酷くない。

 

 

グループが崩壊するのではなく、
「停滞」という表現が適切だろう。

 

 

リピート率が90%以上あるとはいえ、
50人近くメンバーがいたら毎月
1~2人はやめていく。

 

そのやめたメンバーの分、
自分で毎月1~2人の新規を出して
横ばいの状態が続いていた。

 

 

その横ばい加減を心電図で表したら、
完全に死んでいる。

 

 

しかし僕の新規を紹介する能力では、
毎月1~2人をリクルーティング
するのが、精いっぱいであった。

 

 

やめる人と新規の登録が
同じくらいのため、

グループ人数も拡大しないし、
収入も増えなかった。

 

 

「またかよ。
 ネットワークビジネスって
 難し過ぎだろ。

 それとも、
 俺が向いてないだけなのか?」

 

 

こうして僕は、再び挫折感を
味わっていくことになるのだった。

 

 

■オガワの致命的な欠陥

 

僕がネットワークビジネスをしていて
結局、克服できなかった致命的な
欠点がある。

 

それは「確信が持てない」という
メンタル的な問題である。

 

 

これはM社でも同様だった。

 

もちろんA社に居た時よりは
ずいぶん緩和されたのだが、
それでも完全には無くならなかった。

 

 

正直、コピーライターをしていて
そのようになることは、ほとんどない。

 

 

あるとしたら、以前勤めていた会社で

「このサービスってイマイチだな」

と思ってライティングしていた時だけだ。

 

 

今は確信の持てることしか
情報発信していないので、
そういう点では悩むことはない。

 

 

しかし、ネットワークビジネスの
製品やプランに絶対的なものはない。

 

そしてビジネスをやっても
収入を取れずに挫折する人が
圧倒的大多数。

 

それを自覚してしまっている以上、
僕の心に、確信という土台が
出来上がることはなかった。

 

 

 

M社の製品も
関わってくれている人も
僕はいまだに大好きである。

 

しかし、
ビジネスが伸びていないと、
他でお金を稼がなければ
生きていけない。

 

こうして僕は、
M社のビジネスから
少しずつフェードアウトして
いくことになるのだった。

 

 

真面目に約1年半取り組んだが、
50人以上のグループを作ることは
できなかったのである。

 

 

それから少し先に、
最後にビジネスとして取り組んだ
F社との出会いがある。

 

 

F社も僕の仮説を証明してくれる
優れた仕組みを持った会社であった。

 

 

最後の会社で、
僕がどんな仮説を立てて
ビジネスに取り組んでいったのか…

 

 

包み隠さずお伝えしたいと思う。

 

 

・・・

 

・・・

 

 

第十一話に続く

【第十一話】実録!ネットワークビジネス体験記

 


好きなことで生きていくためには…

近い将来、人工知能が人間の仕事の大部分を奪っていくでしょう。ではなぜ「好きなことで稼ぐこと」が生き残り戦略として正しいと言い切れるのか?


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